ミャンマー軍の幹部 スー・チー氏に調停求めたか 戦闘激化で

2年前のクーデター以降、実権を握るミャンマー軍の幹部が、拘束されている民主派指導者、アウン・サン・スー・チー氏と面会したとみられることが民主派勢力に近い関係者への取材で分かりました。民主派勢力との戦闘が激化する中、軍は、スー・チー氏に事態の打開に向けた調停を求めたものとみられます。

民主派勢力に近い関係者によりますと、クーデター以降に軍が任命した副首相や内相ら3人の幹部が先月27日と今月4日、首都ネピドーの刑務所で拘束されているアウン・サン・スー・チー氏と面会したとみられるということです。

この中で軍側は、対立する民主派勢力との戦闘の状況について説明したうえで、民主派勢力の組織、国民統一政府が指揮する国民防衛隊に抵抗をやめるよう求めたものの、スー・チー氏は協力を拒否したもようだということです。

クーデターの際、軍によって拘束されたスー・チー氏は、汚職などの罪を含む19件で有罪判決が出され、合わせて33年の刑期が科せられたほか、ことし3月にはみずからが率いるNLD=国民民主連盟の政党の登録が取り消され、解散に追い込まれています。

ミャンマーでは、北西部ザガイン管区などで軍が空爆を行い、民主派勢力が地上軍と応戦するなど、戦闘が激化していることから、軍はスー・チー氏に事態の打開に向けた調停を求めたものとみられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です